日々の食費をゼロにする方法、ダンプスターダイビングと言う文化

消費社会を考える

ダンプスターダイビング(dampster diving)と言う言葉を聞いたことは有りますか?

なんだかスカダイビングやスキューバダイビングのような言葉でスポーツをイメージするかもしれません。
ダンプスターとはゴミ箱、ダイビングは飛び込むの意味、つまりはゴミ箱に飛び込むということです。

えーっゴミ箱に飛び込むの? 乞食じゃん!

なんて言葉が聞こえてきそうですが、欧米のオルタナティブな文化圏ではしっかりと市民権を得ていて、トラッシュウィキなんて言う専門のウェブサイトもあります。

フリーガンという消費社会から循環社会へと変えていこうというムーブメントの一部で、まだ食べられるのに捨てられてしまう食材を有効利用していこうという文化です。

地域によってはリサイクリング、コンテナリングなどと言うこともあります。

実はかなり新鮮

簡単に言うと閉店後のスーパーマーケットの裏に行きゴミ箱の蓋を開けて捨てられたけどまだまだ新鮮な物を持って帰るということ。

別に本当にゴミ箱に飛び込むわけではないし、野菜や果物の状態は腐ってるどころか熟してもいない状態で全く不潔感は感じない。

先進国では衛生基準が非常に厳しいので、野菜や果物が食べごろになる前に捨ててしまうし、ものによっては賞味期限が切れる何日も前にゴミ箱に捨てられていたりもする。

なんともおかしな話だが、果物が食べごろになるのはゴミ箱に捨てられてから更に1週間、下手したら2週間ほど常温に置いて待たなければいけない。

ついさっきまで商品棚に並んでいたものが、一時間後にはゴミ箱の中に入っていて自由に持っていける。
万が一警察などに呼び止められても、捨てられたものを持っていくのは犯罪ではないので、全く問題にはならない。

世界最高のダンプスター

場所によってはスーパーマーケット公認のダンプスターなども有り、整理整頓されて捨てられるので取りやすい。

有名なのはサンフランシスコのレインボーグロセリーストアと言うところ。
ここは世界最大級のオーガニックマーケットでオーガニックフード好きには最高の遊園地。

お店の名前からしてなんとなく分かるかもしれないが、ヒッピーやオルタナティブなエコピープルなどが働いていて、ダンプスターにも理解がある。

毎日夜9時になると裏口が開いて、従業員が巨大なゴミ箱を道路側に出す。
その頃には既に順番待ちが出来ていて、順番に分け合って食料を持って帰る。
ほぼすべての食料がオーガニックだ。

すごいのは、廃棄量が多すぎてみんなが持って帰っても余ってしまうくらいなこと。

ダンプスターの良いところはただで有り余る食材が手に入るので、ものすごく贅沢な使い方ができることだ。

ローフードやフルタリアン、炭水化物なしダイエットなども食費を気にせずに出来る。
僕は毎日新鮮なバナナブルーベリージュースを飲んでます。もちろんただで。

社会における影響

僕がなぜこのダンプスターを文化と言うかというと、僕も含め、このダンプスターで生活してる人たちがいて、ここに更にスクワットハウスと言う住居不法占拠の文化が合わさって、月々の生活費が限りなくゼロになることで、働かないで済む時間をクリエイティブなことに使い、色んな文化が生まれて来ているのだ。

他にも、アメリカでは、フード、ノットボム(Food, Not Bomb)というボランティアグループがいて、週に一度ダンプスターで集めた食料を調理してみんなに配っている。

日本では人口全体が食べることのできる量の3倍が輸入されていて、その3分の2が捨てられている。他の先進諸国も似たような感じ。

その反面アフリカでは現在でも飢えている人がいる。
こういう世界では、ダンプスターをすることで消費を減らし、リサイクルしていくことは単純に無料の食料を手に入れる以上に意味のあることだと思ってます。

ダンプスターをすると野菜たちが喜んでいるのが伝わってきます。

上級者向けの業

最後に上級者向けのテクニックを紹介したいと思う。

ダンプスターの難しいところは、有り余る食材が捨てられていて、持って帰らないと廃棄されるだけなので、地球の為を思って持って帰っても結局食べきれずゴミになってしまうこと。
冷蔵庫に入れてもスペースに限界がある。

この状況の改善策がドライフルーツメーカーだ。

集めてきた食料を簡単に切って機械に入れるだけで次の日にはドライフルーツ、ドライベジタブルが出来ている。
ドライになってしまえば、かなり長いこと保存できる。乾燥具合にもよるだろうが数年は持つんじゃないだろうか?

ドライフルーツはスナックとして持ち歩いて食べられるし、おみやげとしても喜ばれる。
持ち運びに軽く、乾燥しているので手が汚れない、味は濃くなり、噛みごたえがあるので顎も鍛えられる。
ドライベジはお米を炊く時に混ぜれば美味しい炊き込みご飯になるし、お湯で戻せば野菜の味の濃い美味しいスープになる。

まとめ

ダンプスターは、世間体さえ気にしなければ、どこでも誰でも簡単にできて、新鮮な食材を無料で大量に手に入れることができます。

しかも地球を救うことに一役買えます。

更にドライフルーツメーカーを使えば長期保存も可能です。
災害時にドライフルーツに命を助けられるなんてこともあるかも知れません。

世界中どこでもダンプスターが出来る可能性があるので、みなさんも食費節約を兼ねて、捨てられゆく食材たちの命をを救う正義のヒーローになってみませんか?

Cryptraveler
ストイックなエホバの証人の母子家庭に生まれ、いじめられっ子として少年時代を過ごすことを魂の段階で選択する。 十代の時に全てに嫌気が差し宗教、学校、日本社会からドロップ・アウトし完全なノマドとして世界中を放浪し続ける。 何度かの強烈な覚醒体験を経験し、”それ”を自身の存在を通して表現する。 現在は意識の覚醒とハンドパンと暗号通貨を駆使して三次元の地球を遊びまくっている。

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