またもや出国トラブル、不法滞在で警官に拘束されるも無事に脱出成功!(現在027)

スイス良いね!

本的に常に人生の予定は未定なんだけど、まさかスイスにこんなに長居するとは思ってもいず、結局半年もの間スイス生活を楽しんだ。

もちろん人それぞれ感覚が違うので何とも言えないが、僕にとってのスイスの印象はとにかく楽に質の高い生活が送れる国ということ。

僕が今までに行ったことのある40数か国の中でも断トツで物価が高く、断トツで治安がいい。日本と比べても物価も治安も2.5倍ほどの差がある。それでいて結構なレベルの自由が保証されている上に社会保障がしっかりしている。

僕がスイスに来るきっかけにもなった9年来の親友のロシア人シャーマンO君がチューリッヒでスクワットハウスに住み始めたので、出国前に数日間お世話になっていたのだが、そこの生活の安全の保証され具合がなかなかすごい。

スクワットというのは、誰も住んでいないビルや工場などを見つけて勝手に住み始めると言う生活手段/文化なのだが、一旦人が住み始めると家主が追い出したくても、書類上の手続きに手間がかかり、約半年の間は追い出されることは無い。
国によっては警察によって力で無理やり追い出されたりする事もあるが、その点スイスはそんなところにまで安全が保証されている。

彼らは追い出されるまでの期間中に色々なワークショップや文化的なイベントをスクワット内で行うことで文化的な施設と認められて政府公認で合法的なスクワットにすることを目指している。

こんな感じ

全部のスクワットハウスがうまくいくわけではないが、スイスの幾つかのスクワットは定期的に文化的イベントを開催することで合法的に存在している。

スイス人の人の良さ

イスで何よりも僕が気に入ったのは、平均的な一般市民の心のネガティビティの少なさだ。ヨーロッパ、特に西ヨーロッパの先進国の大都市の一般市民の心のネガティビティは半端ないものがある。
もちろん都会になるほど格差社会なので、幸せな人はとことん幸せだし、自由で楽しく過ごしている人もいっぱいいるんだけど、それと同時に心の捻くれ曲がった嫌味な人たちが溢れている。中でもロンドンは最悪。

反面、スイスは上手くできていて永世中立国と言う特徴と金融のトップという組み合わせで永世的な平和と豊かさを持っていて、このような安心できる国で育った人たちには心にネガティビティが育つチャンスが圧倒的に少ない。

この国は僕が行ったことのある国では唯一ヤンキーが存在しない。この国に存在するヤンキー的存在ははアフリカ系移民かドイツからのパンクス、あるいは東欧からのジプシーたちだけだ。だがそんなマイノリティーたちもスイスに来れば環境の良さに軟化されるのかして人当たりがよくなっている。

僕は基本的に資本主義消費社会があまり好きじゃなくて、特に若い頃はレゲエの言葉で言うところのバビロンシステムに対して徹底的な反抗をしていた。今では反抗ではなく非干渉的な態度で接しているのだが、スイスに来て考えが少し変わった。

スイス人は日本人以上にルールをしっかりと守るのだが、いかにもな入れ墨ピアスのパンクスのお兄さんさえ車の全く通っていない小さな通りの夜間の信号をしっかりと守っている。
あまりにみんながみんな信号機を守るので、僕も全く車がいなくても信号を守るようになっていった。

信号を守るようになってきづいたのが、信号を守っている限りほぼ完全に安全だということ。
インドみたいな国だと、信号を無視しても誰も気にしないし、逆に信号を守っても安全は保証されない。道路は信号があろうとなかろうとそれぞれが渡りたい時に自由に渡る。
事故が起これば弱い方の負け。ダンプカーが最強、老人子供や動物たちは最弱。
自由でいいのだが安心することは無い。
昔、インドを自転車で旅したときは何度もダンプカーに怖い目に合わされた。

スイスの場合は、取り敢えずルールに従っていればなんとかなる。そのルールは投票によって民主的に決められるので、それなりに全体の総意を代表している。
かなりよくできたシステムだ。最良、最強のバビロンシステム。

僕はスイスに来て以降、積極的に社会のルールを守りたいと思うようになった。
みんなで決めたルールを守るゆとりのないやつはダサい、スイスの社会の仕組みがそういう風に感じさせるのだ。

国境、ヴィザ、自由な旅の流れ

んな僕でも、敢えて気にしないでいる社会のルールがいくつか有る。そのうちの一つが国境とビザだ。
僕は自由と真理を体現するアーティストとして現状の国境とビザシステムにいまいち納得できない。
もちろん不法滞在で勾留されたり追放されたりするのは嫌なので、あからさまに法律違反はしないが、刑務所に入れられない範囲で人間本来の自由を尊重するようにしている。

一般的な観光旅行だと往復のエアチケットを買って旅の期間が終了すれば自分の国に帰ると言うのが普通だが、僕の場合は人生をかけた一方通行の旅で、自由な旅の流れの中に霊的な真理を見るという一種の宗教的、哲学的な信念があるので旅の流れというのは非常に重要な意味を持つ。
そういう意味での旅の流れというのは3ヶ月や6ヶ月などのヴィザの期間に併せて都合よく流れるわけではない。そんなときはヴィザに併せて出国する理不尽さと、合法的にヴィザを延長する面倒臭さと、不法に滞在するリスクの3つを天秤にかけてその時の自分に一番合ったものを選択するようにしている。

去年ルーマニアに居たときは、夏の間にポルトガルのフェスティバルに遊びに行ってヴィザを延長すると言う選択をしたのだが、残念ながらヴィザのシステムを勘違いしていて結果的に不法滞在になってしまい、次回入国時には200ユーロの罰金を払わないと入国できなくなってしまった。(過去記事参照

今年のスイスの場合は不法に滞在するリスクを取るというのが今の人生の流れにとって一番無難な選択だと判断したので、一般的なヴィザの範囲を越えて延長滞在することにした。
ただしこれは非常に際どいラインで、ある方法を使うことによって非合法ではなく済ませることが出来る。上手くグレーソーンを使った方法なのだが、おいしい情報というのはあまり広めないほうが長持ちする。興味があったらリクエストして下さい。

レインボースタンプ

回はスイスのチューリッヒからドイツのコロンに飛んで、そこからメキシコに飛んだのだが、コロンからヨーロッパ出国の時にヴィザの件で移民局の警官に止められてしまった。
出国カウンターに居る警官は僕のパスポートを見ながら入国スタンプを探すがパスポートはスタンプで埋め尽くされていてなかなか探すことが出来ない、そんな中、警官は僕の自作のレインボービザスタンプを見つけて更に一層いぶかしがる。

このレインボービザスタンプというのは今のパスポートを更新したての2009年にまっさらなパスポートを手に入れた時に、何か自分らしさをこのパスポートに付け加えたいと思って自分でけしごむスタンプを彫って作ったものだ。
敢えて言えば、ヤクザの入れ墨やヒップホップのグラフィティ、あるいは中学生がOO参上とかって落書きするようなノリの僕バージョンの自分自身を表わしたいという旅人アート表現だ。

はっきり言ってパスポートにこのスタンプを押すことの現世的な利点は一切なく、むしろ欠点のほうが圧倒的に多いのだが、精神的な意味では非常に大きな利点がある。
このビザスタンプを押すことで人間はビザシステムの中に収まるような小さな存在じゃないという真実を前提として生きられるし、自分本来の魂の完全な自由を常々確認することが出来る。
事実このスタンプを押して以降僕はこのスタンプの文句 “No Border, No Expire Date” (国境も有効期限も存在しない)を自分自身の真実/現実として生きてきた。自分ではこのスタンプを押すことで魂にとっての重要な一線を超えることが出来たと思っている。

8年ほど前にフィンランドでのヨーロピアンレインボーギャザリングに行った時には自分で勝手にレインボーイミグレーションオフィスを作って100人以上のパスポートにこのスタンプを押した。
何十人もの半裸のヒッピーたちが列を作って僕のスタンプを押すのを待ってるのはかなり面白い光景だった。僕なりのアート表現としては結構満足している。

スタンプを押して以降約8年の間にこのスタンプが原因で問題になったことはなかったのだが、今回コロンの空港で初めてややこしいことになってしまった。
前回タイからヨーロッパに入った時にドイツのコロンから入国して、今回メキシコへ向けて出国する際にまた同じコロンからの出国なので警官からはこの半年の間ずっとコロンに居たと思われてしまったのだ。実際にはスイスで不法滞在していたのだが、逆ににコロンに不法滞在していないという証拠を出す必要に迫られた。

結果的にはある特別な方法で全く問題なく出国できたのだが、警官に敵意を持って尋問されるのはあまり気持ちのいいことではない。特にドイツ人はスイス人みたいに甘くないのでイヤミやプレッシャーのかけ方が半端ない。
そのストレスのせいか、その後の飛行機内では非道い頭痛に見舞われた。非常用に常時携帯していた痛み止めの薬でなんとか乗り切ったが、かなりしんどい長旅だった。
最終的には48時間かけて雪のスイスから南国のメキシコまでなんとかたどり着くことができた。

 

次回は、親友たちの住むメキシコのド田舎の山村に人生初のベースと成りうる家を手に入れる話です。

Cryptraveler
ストイックなエホバの証人の母子家庭に生まれ、いじめられっ子として少年時代を過ごすことを魂の段階で選択する。 十代の時に全てに嫌気が差し宗教、学校、日本社会からドロップ・アウトし完全なノマドとして世界中を放浪し続ける。 何度かの強烈な覚醒体験を経験し、”それ”を自身の存在を通して表現する。 現在は意識の覚醒とハンドパンと暗号通貨を駆使して三次元の地球を遊びまくっている。

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