瞑想コースに参加し、自分が完全に悟っていることを再確認する(現在005)

瞑想センターに向かう

 

ンコクでのバスキングの日々の後、次の日の列車に乗ってタイの南にあるスアンモックというお寺に向かった。

 

そこでは10日間の瞑想コースが外国人向けに行われていていて、2年前にも一度行って結構気に入っていた。敷地内に温泉があり、ヨガができる場所や散歩して回れる場所などもあった。

 

前回行ってみて気に入らなかったのは、瞑想の教え方だった。僕のよく行くゴエンカヴィパッサナー瞑想センターにくらべて少し分かりづらかった。

 

今回はこの瞑想コースは主にタイに馴染むためとゆっくり休む為に使おうと思っていた。と言うのも僕はルーマニアにいる時にパソコンを使って曲を作ったりウェブサイトを編集する以外には何もしていないのに何故かずっと疲れていたからだ。

 

瞑想コースの受け付けに行くとそこで働く日本人女性の方がインタヴューをして受け入れてくれた。彼女のエネルギーはすごく輝いていて、すぐに信用できた。

 

彼女に質問されるなかで僕は11回ほど主にゴエンカ氏の瞑想コースに参加したことがあることを伝えた。

 

そこで彼女は僕にゴエンカ式の瞑想方法とスアンモック式の瞑想方法の違いを説明してくれ、スアンモック式だともう少しリラックスして集中出来ると説明してくれた。

 

僕はゴエンカ式で瞑想しようと思っていたけど、彼女を信じてスアンモック式で瞑想することに決めた。

 

ここはゴエンカセンターとくらべると初心者が多いのでがっかりするかもしれないと言われたけど、2年前に来てそれはもう分かっているので気にしないと伝えた。

 

覚醒体験の再確認

 

ースが始まって二日くらいしてから気付いたのが、ここに来ている人達が本当に本当に初心者で、一緒に瞑想していると邪魔されっぱなしだと言う事。

 

どうしようもないのでインタヴューしてくれた日本人女性に部屋で瞑想し続ける許可を貰うことにした。

 

彼女は僕のことを信頼してくれて、快く許可してくれたうえに、アーナーパーナ瞑想を解説している日本語の本をプレゼントしてくれた。

 

三日目の昼過ぎからは部屋から出るのをやめて外に出るのはヨガと食事と温泉のみ、ただひたすら部屋にいる。呼吸が鼻から出て入るのを観察する。ときには座り、ときには横になり、ときには眠りに落ちる。

 

そしてアーナーパーナ瞑想(観息正念)の本を読み始めた。そこには16ステップの悟りへの道が解説されている。僕はその一つ一つを順に追っていった。

 

一つのステップを終える度に次のステップはもっと難しくて今まで習ったことの無いものなんだろうと思っていたんだけど、一つ一つのステップをクリアしていくうちに全部の16ステップをクリアしてしまった。

 

エッ、これで全部終わり?

 

僕はこれら全部のステップを過去の瞑想体験でずいぶん前に完了していた。

 

いつもそういった意識状態にいるわけじゃないんだけど、でもほとんどの時間をそういう意識状態で過ごしていた。

 

自分でもなんとなくは全てのプロセスを完了している事は分かっていたんだけど、今回一つずつ確認してみて自分はすでにブッダの道に於いて覚醒していることを素直に受け入れることが出来た。

 

それは僕にとって自分の能力を認めるいい切っ掛けになった。というのも僕は全宇宙と多くの多次元世界と神との融合という強烈な霊的体験があったにもかかわらず自分が覚醒しているということを認めるのに抵抗があったからだ。

 

今では抵抗なく完全に自分自身で居ることができ、純粋に自分の中の真実に従う事ができる。今までもそうしていたのだが常に100%というわけではなかった。これは今回の瞑想コースの中でも僕にとって最大のギフトだったと思っている。

 

もうひとつのギフトは充分に休んで深い思考をを消化出来たことだ。

 

僕は半年ほど前にスペインのカナリア諸島で洞窟に住んでいたときに、チェコ人の悟りを開いた白髪の女性に出会い、すごい覚醒経験をしていた。

 

彼女に出会ったおかげで全てはありのままで完璧で、それぞれが覚醒に向かうプロセスをそれぞれのスピードで歩んでいることが感覚の部分で納得できた。

 

一部の人はブッダやキリストのようにかなり早い時期に覚醒し、一部の人は覚醒までにはまだまだ何回もの輪廻転生が必要だったりする。でもそれを遅いか早いかで批判する必要なんかなくて、みんなそれぞれに完璧なタイミングでプロセスが起こっているということ。

 

それは僕にとって非常に深い理解だった。ここに全てを書くことはできないけど、そのうち書いていきたいと思います。

 

僕はその深い理解を半年間かけて消化してきた。それは僕の脳みそにとって大変なバックグラウンドプロセスだった 。だから僕はずっと疲れていたのだ。今回このリトリートですごくいい消化する時間をもらったので、やっとクリアで元気に感じている。

 

瞑想での気付き

 

の深い理解を消化していく中で恋愛関係に対する条件付けを手放すことができた 。僕が理解したのは、一生独身でいたとしても 、それは素晴らしいパートナーと恋愛関係を持つことと比べても何も劣ることはないということ。

 

僕は恋愛関係を持つことのできる人はそれを持つことのできない人よりも優れた人間だという勝手なイメージを作り上げていた 。多分ほとんどの人が同じように考えているのだろう。

 

僕が理解したのは誰もがありのままで完全に素晴らしく、その人の恋愛関係の状態やその人が何をやっているか、あるいはどうあるかなど何も関係ないということ 。もっと言うならば、その人が幸せか悲しんでいるかには全く関係無く、誰もが同じように偉大なる存在だということ。

 

この事を理解する前には、心の奥にすごく小さなネガティビティが存在していた。それは普段は日常生活の中に埋没しているんだけど、僕が意識的に一切の行動を何時間か止めた時に表面に浮き上がってくるのだ。

 

僕はそのネガティビティが何なのかわからなかった 。僕が考えていたのは 、それは人間として生きることの条件として 心の奥底に小さなネガティビティが植え付けられているのじゃないかというということ 。そしてそれは誰にもどうしようもないということ。 人間にできることは、ただそれをありのままに受け入れるということだけ。

 

でも今回理解できたことは、それは自分が信じることによって自分で作り上げてきたということ、僕がその現実を創り上げてきたのは、もし完全な恋愛関係を持ってなかったら自分は充分ではないと思っていたから。

 

それまで僕は日常生活が忙しくて、この考えが本当なのかどうか確認する術がなかった 。今回のリトリートはそれを確認するための完璧な機会だった。

 

リトリートが始まって9日目の日、僕は 瞑想を含め一切の行動をやめることを決めた。ただベッドの上で寝転ぶか座るだけ、何もしない。これといって何かを考えるわけでもなく、メディテーションをするわけでもなく、歩き回るわけでもなく、ただ何もしない。動くのはトイレと食事に行く時だけ。

 

そしてぼくが気づいたのは、全く何もしなくても完全に落ち着いていて幸せだということ。ありのままで完全に満たされているいうこと。

 

長いことこんなに満たされた気持ちになることはなかった、前回は3年前だ。今までに何回くらいこれほど満たされた気持ちになったことがあるか考えてみた。僕は過去に7回ほどこういう経験をしている。すごくいい気持ちなんだけど高揚感ではなく、ただ落ち着いて平和な気持ち。

 

瞑想コース終了

 

は完璧な状態でこのリトリートを終えることができた。でも残念ながら、 このリトリートを全員におすすめすることができません。というのもここに来ている人たちみんなが、サイレントリトリートなのにお互いに喋っていたのと、教えている内容は素晴らしいのに少し理解しにくかったということ。僕はこのセンターで深い瞑想に入るのは難しいと感じました。

 

もしあなたが瞑想の初心者で、本当に瞑想のことを勉強したくて人生を根本から変えたければ、僕はゴエンカ式のヴィパサナ瞑想センターに行くことをお勧めします。もしあなたが瞑想の熟練者で気軽にいい環境で瞑想したいと思うのなら、スアンモックはかなりおすすめです。

 

リトリートが終わった後、僕は自分の鞄を持って僧院のある方向へ歩いて向かった 。リトリートセンターのある場所からそんなに遠くはない。僧院に何日か滞在して、この深い瞑想状態からゆっくり戻ってこようと思ったのだ。

 

受付に行って、滞在許可をもらおうと順番待ちをしていると、そこにヒッピーっぽい格好をしたアジア人の女の子が並んでいた。その子は僕が瞑想に来る前にfacebookで話していた僕の友人の月子さんによく似ていた。その友人はその時、強烈な覚醒のプロセスにあって、僕がチャットでサポートしていたのだ。

 

でも彼女は今頃カルフォニアの農家で働いているはずで、もしタイに来るなら facebookでチャットしていた時に、そのことを僕に伝えているはずだ。

 

その子が振り向くとそれはやはり僕の友人の月子さんだった! なぜかわからないが、地球の裏側にいるはずのその子が僕の目の前にいた!

 

僕達は叫びあい、ハグしあった。 僕は驚きと混乱の中、彼女を見つめていた。彼女が言うにはその覚醒のプロセスがあまりにすごく、誰かにシェアしないと頭がおかしくなりそうで、Facebookを通して僕に何度か説明しようとしたがそれは不可能だと気づき、顔を見て直接話さないと伝えることはできないと思い、働いていた農家を辞めて飛行機に飛び乗り、地球の裏側まで僕を探しにやってきた。

 

彼女は僕がどこのメディテーションセンターに行っているのか知らなかったが、人に聞いてぼくがここにいると直感してやって来た。

 

物事は起こるべくして完璧に起こる。

 

次回は、マレーシアへのビザランとバスキング、そして月子さんとの運命的な関係の発展についての話です。

月子さん現る、魂のつながり(現在006)

Cryptraveler
ストイックなエホバの証人の母子家庭に生まれ、いじめられっ子として少年時代を過ごすことを魂の段階で選択する。 十代の時に全てに嫌気が差し宗教、学校、日本社会からドロップ・アウトし完全なノマドとして世界中を放浪し続ける。 何度かの強烈な覚醒体験を経験し、”それ”を自身の存在を通して表現する。 現在は意識の覚醒とハンドパンと暗号通貨を駆使して三次元の地球を遊びまくっている。

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