音楽家の道1 サウンド・コラージュ・ユニット

音楽家の道へ

18歳のときの僕は大阪の中でもガラの悪いことで有名な西成区に住んでいた。殆ど全ての時間を映画、音楽、漫画や本、パソコンなどの内向的文化趣味に費やす日々。

ちょうど西成に住み始めた頃、兄がベーシストとして参加していた実験的ロックバンドが解散した。当時の兄はバンドで演奏するよりもエレクトロニック・ミュージックに傾倒し始めていた。

そんなタイミングが重なり、兄が僕に二人で音楽をやることを誘ってきたのがすべての始まり。

 

サウンド・コラージュ・ユニット

兄は音楽をプログラムするための小さなシーケンサーを持っていたので、僕は兄の勧めどおりにサンプラーを購入し、一応には音楽活動を開始する準備はできた。

僕たちは自分たちの音楽を表現する方法を模索していたのだけど、すぐに非常に独特な自分たちなりの表現方法を見つけた。

エレクトロやファンクなどのブラックミュージックと大阪独特のブラックジョークをあわせたブラックジョークミュジックをテープコラージュ的な方法で表現することだ。

僕たちはそこに幾つかのルールを作ることで自分たちの遊びを面白くした。

  • 反著作権ポリシー  使うのは人が聞いて明らかに ”それ、パクってるやろ” というような音源からのサンプリング。有名で商業的な音楽やテレビ番組から音源を選び、その全てのフレーズを細切れにしたりせずにそのまま使い、全く違う音楽を作り出すこと。
  • 自分たちの音源を混ぜない – 自分たちで楽器を演奏しない、パソコンやシーケンサーなどで音色のプログラミングなどをしない、エフェクトなどで音色を変えない。他人の音源をそのまま使うこと。
  • 表現方法はテープコラージュのみ – 僕たちはマッキントッシュコンピューターを使っていたけれど表現方法は原始的なテープのつなぎ合わせで出来る範囲に限る。

 

僕たちは ”音楽とは何か” という部分に挑戦したかった。

たくさんの曲を作り、音楽レーベルに曲を送りリリースして貰おうと思っていたけど、案の定どこにも受け入れて貰えなかった。やはりレコード会社は反著作権ポリシーは気に食わないようだ。

最近までほんの数人の友人たちを除いて聞かれていなかったんだけど、今やっとインターネットを通して日の目を見ることが出来ました。

ユニットの名前は ”泉北コミュニティー” といいます。地元の地域新聞の名前を拝借しています。もちろん一切の許可無く無断で!

こちらがその音楽です。気に入ってもらえるとうれしいです。

おすすめは2曲目と10曲目と12曲めです。

Cryptraveler
ストイックなエホバの証人の母子家庭に生まれ、いじめられっ子として少年時代を過ごすことを魂の段階で選択する。 十代の時に全てに嫌気が差し宗教、学校、日本社会からドロップ・アウトし完全なノマドとして世界中を放浪し続ける。 何度かの強烈な覚醒体験を経験し、”それ”を自身の存在を通して表現する。 現在は意識の覚醒とハンドパンと暗号通貨を駆使して三次元の地球を遊びまくっている。

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